人は恩を受けたら恩を返したくなるという原則がある。
これを返報性の原則と言い、この返報性は様々な
感覚に応用できる。
・好意をを見せれば、好意を返してくれる。
・敵意を見せれば、敵意が返ってくる。
・譲歩すれば、相手も譲歩してくれる。
・自己開示すれば、同じ程度に自己開示してくれる。
様々な返報性があるが、この返報性は、好感度が低くても効果があるとの実験結果が
出ているそうで、好き嫌いに関係なく、
「借りたら返さねばならない」という
義務感が働くという。
これを婚活に当てはめて考えると、色々と応用が聞きそうだ。全額払ってもらえる飲み会は、女性は恐縮しそうだが、その分、返報性の原則が働いて、二次会に来てもらえたり、1対1の飲みに繋がる確率も強まるだろう。ただ、なんでもかんでも恩を着せればよいというものではない、あくまでもさりげなく、スマートに、ギブ＆ギブの精神が重要となる。見返りを求めていることを見透かされたらこの原則は破綻するからだ。さりげなさは一生懸命でも伝わると思うので、とにかく真摯に気持ちをぶつけることが重要で、引き際も見定めたい。
